住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2017年12月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.34%(前月より-0.03%)~1.99%
と、今月は0.03%ですが、
金利を引き上げました。
今月は金利が下がったので
フラット35史上低金利継続中となり、
魅力的なサービスを提供中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.27%(前月より-0.03%)~1.92%
と、中期に関しても金利は若干引き下げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.78%~2.43%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.71%~2.36%
以上のようになっています。
フラット35に関しては、
全体的に0.03%金利が引き下げられました。
ここ数か月、フラット35は、
金利の上げ下げを繰り返しておりますが、
今月は下がる月でした。
今後は、経済動向からフラット35も
不透明な状況ですが、
フラット35に関しては、
急激に上昇することはないので、
住宅ローンを検討している方にとっては
今の時期がチャンスといえます。
住宅ローン金利の動向を総括すると、
ほぼ全ての金融機関が
住宅ローン金利を据え置くか、
中期から長期金利を中心に引き下げる
珍しい月になりました。
2017年も今月で最後です。
年内に住宅を購入したい、
借り換えしておきたいと考えている方は、
住宅ローン金利が全体的に低下した12月は
大きなチャンスと言えるでしょう。
さて、来月2018年1月の住宅ローン金利は、
上がるにせよ、下がるにせよ
大きな変動が起こる可能性が高いと考えています。
つまり住宅ローンの利用を検討している方にとって、
年明けはハイリスク・ハイリターンになり、
そのリスクを避けたいと考えるのであれば、
今のうちに住宅ローンの借り入れ、借り換えを
検討するのも選択肢の一つです。
住宅価格の動向を見ると、
ここ数ヶ月頭打ちになっています。
今後住宅価格がさらに上昇するのか、
下落するのかの予想は極めて難しく、
物件価格が低下しても
住宅ローン金利が上昇してしまっては、
意味がありません。
住宅を購入する上で重要なのは、
物件価格と住宅ローン金利の状況を
トータルで考え、無理なく返済できるかどうかです。
これから住宅の購入を検討しているという方はもちろん、
自身が借り入れた際と比較すると、
今のほうが金利が低いという方も、
総返済額がどうなるかをしっかり考え、
住宅ローンの借り入れ(借り換え)を
検討してみてはいかがでしょうか。
そして
今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
さて全体的に金利があがりましたが
歴史的な低金利を継続しており、
2017年12月も住宅ローンの金利は低水準です。
特に住宅ローンの借り換えを検討している方にとって、
今月が絶好のタイミングであることは間違いありません。
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
それでは、また。